道化合わせ

2009年11月06日 23:45

道化合わせ

遠い町へサーカスは旅立った
見送った彼を見ていたのは 長い影だけ―


  壊れた定めから逃げた夏
  きらびやかなテントの裏 彼は魅入られた

  背中を捉まれたその夜に
  早熟れゆえ紡ぐ嘘で 彼は騙しきった

   あったはずの身寄りを 殺めたような日は
   それまでより楽な綱渡り
   渡る笑顔ならば子の道化


彼の町でサーカスは賑わった
見世物の彼を知る人さえ 気付きもしない
 曲芸では癒せない孤独へと
 傷もケロイドも心も隠す


  「お前の頃は弄ばれた」
  酔う団長じゃなく酒に 彼は頷いた

  晩夏の油断したある夜に
  求められた握手の中 彼は凍りついた

   わざとらしい身寄りを 憎めば憎むほど 
   安定軌道乗ったブランコが
   落ちるを知り泣いた子の道化


狭い町でサーカスは糺された
「子取りじゃない」彼が叫ぶ言葉 噂へと消え
 
そして
遠い町へサーカスは旅立った
見送った彼を見ていたのは 長い影だけ
 天幕では下ろせない孤独の夜 
 彼は演じては夜明けを棄てる
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(マるでダめな)オにいさんと、まだ呼ばれたい歳。

2009年11月04日 23:45

●さんざん映画を見る映画を見ると宣言したものの、
実際借りているのはアニメ銀魂ばかり。

その映画への二時間のために下準備(片付け)した癖に、
途中、落ち着かなくて食器洗ったり本棚整理したり、という面倒なタイプ。
故に手軽なアニメに走りたがる。

そういえば銀魂映画化、新訳紅桜篇。
そう銘打つには真撰組やマダオやさっちゃんや、どうにか出すんだろうな。



●文化の日、マンションから公道に出て五歩。

「何で肌色の人工アワビが落ちてんだアァァァァ!!(銀魂的に)」

ただでさえ萎えている心はこれによって完全に枯れ、
紅葉シーズン×快晴だったというのに、
遠出をする気には到底なれず、
古本屋で谷川史子や二宮ひかるや榎本ナリコを読むのが精一杯。

後者二人の作品を休日の夕方に古本屋で読む、もういい歳の男、
引かれても文句は言えない。



●成り行きで、イアネイと「鉄コン筋クリート」を見る。
見終わった後二人してリアクションに困ってしまった。

私は叙情描写は好きなのだが、
それが精神世界まで入り込むとついていけないらしい。
セカイ系に近いながら、そこに嵌まらないことと近いかもしれない。


その前後で今後についてかなり込み入った話をすれど、
当然、まだ答えが出るはずはない、
残念ながら現状の気苦労はこれからへの入り口でしかないわけだ。

ただ、話すことで互いに鬱積したものを減らせるのなら、
それに勝るものはないと、現状はそう思う。
まだやり直しの利きやすい歳だが、
それを「喜ぶべき」か「残念ながら」か、それは別の場所。



music:君は変わっちゃったネ/森田童子

Am not I abnormal or Variant?

2009年11月02日 23:45

●最近、変体仮名にはまっている。
勿論、「変態かな?」ではない、
そうかもしれないがそれはどうでもいい。

変体仮名はここらへんを見れば分かりやすい。
wikipedia
変体仮名を覚えよう 
koin変体仮名 

使用例(↓)。
20091102s.jpg



●今にして思えば、
決断を先延ばしにしがちな癖を考えると、
歯の治療とPC買い替えを済ましていて良かった。

デジタル一眼レフも夏までに買っておけば、
いくら後悔しても(しないだろうが)、
今の状態を知る由もなかったわけだ。


向かい風が追い風に変わるのを待つか、
新しい風に乗るために荒海に乗り出すか。
どんな風にも生きていけるものとはいえ、やはり願うレヴェルはある。


そして、とある変化があった。
営業メンバー五人、このうちHさんがまず他の部署に異動になった。
このグループ、初期のごたごたを越えていい具合に回っていただけに、
事実上の解体は淋しいものがある。

そして、このdialogでもさんざんネタに…
いや、出場してもらったイアネイは次の職場を捜して奔走中。


私信:イアネイよ、次の職場からもまたここをよろしく。



●「笑点」はそれこそ幼稚園生の頃から見ていた記憶がある。

当時の鹿児島はクロスネットだったので土曜の夕方に放送されていた、
その時間にはなるべくテレビの前にいるようにしていた。
【円楽・小遊三・好楽・喜久三・歌丸・楽太郎・こぶ平】
これが私の中での固定メンバーだ。

三遊亭円楽氏逝去、ご冥福をお祈りします。



music:MY LONELY TOWN/B'z

なぞり絵写

2009年10月31日 23:45

なぞり絵写                                         絵写【えうつし】

「体だけの都合のいい 女になりたくない」
別れた少女の言葉
思い出して笑う少年は

"優しさなら仇になる" 心に刻みつけて
手にあるカードで戦う
それだけだとネオン仰いだ

汚れたつもりでいても 傍から見れば淡い粉雪

 綺麗事と戯言の隙間にある 鏡迷路です
 行き着いた先ならば残念ながら 袋小路です
 思い知ってください
 それは寂しくない


目障りな金魚みたい 自分にナイフ突けて
そうして証してみせたい
"失うものなんてないんだ"と

それさえよくあることさ 傍から見ればかがり待針

 傷つけては傷がつく日々に伸びる 渡り廊下です
 無理やりに雨除けを避けた先は 降る夕立です
 冷めきってください
 それは口惜しくない


  この少年がこの歌を憎んで消したとして 変わるのは
  それから先を描けないくらいのこと


モラトリアムの少年 傍から見ればなぞり絵写

 程度の差が例えあれ誰も上る 螺旋階段です
 行き着いた先ならば残念ながら 袋小路です
 諦めてください
 それは哀しくない

 でも 諦めたとしても
 それが大人じゃない
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Re:think Re:move

2009年10月29日 23:00

●自動販売機を横目で見ると、もう汁粉が売られていた。
それなのに、そんな季節なのに未だに蚊に噛まれたりする、
ヒアイズ鹿児島。



●サムネイルで「おっ!」と思うエロ画像を開いたら、
女ではなく男だった時。
明らかに熟女すらも越えた年齢だった時。
裸かと思ったら肌色の服下着水着だった時。
偽装びっくりorグロgifだった時。
よりによって大排泄系画像だった時。

どちらも二次元より三次元のほうが、がっかりやダメージ大きいよね。



●最近はやけにチキン南蛮が美味い。

会社近くの弁当屋で多いときは週に三回は買っている、
軽く胃に何か入れたいときも近所のコンビニで買う始末。

肉よりもタルタルソースと甘酢のジューシーな味付けが好き、
だからと言って唐揚げではあの風味は出てこない。

そもそも最近は唐揚げを食べるだけで胃もたれ、体力は下り坂。



●事態は前回の日記よりもさらに、深刻な方向へ移行。

かなり大雑把に、美談化すればワークシェアリング。
だが、これがどんな意味を持ってくるかは、
社会人の各々方なら分かるはず。

「御国の為に」と戦った一兵士が終戦後、
急転直下で戦犯となった無念さも今なら知れようという話だ。
(比べれば限りなくみみっちいが状況は似たようなもの)

あえて言うが、
私の携わった業務は会社の屋台骨だったと言っても過言ではない。

なくなったらこれでは、納得いくはずはない、
それが会社だと言われれば頷くが、心はそうはいかない。
ないないづくしでも食い扶持は失えない。

色々と考え直すことに決めた、とりあえずは今以上の節制だ。



music:言葉はさんかく、こころは四角/くるり

賽は投げられ、まだ止まらない。

2009年10月26日 23:30

●先週で最も大きな仕事に完全な片がついた。
片がついた、と同時にあまりにも長い業務時間を持て余すようになる。

今年は昨年までのように午前様になることもなく、
人間らしい生活の中で最大のヤマを越えられたように思う。
だが、そんなことなど些細なヤマとなる、
クレバスのようなヤマにさしかかっている。


以前に書いたように、
この十月をもって仕事が激減、というよりも消滅し、
にっちもさっちもいかなくなってしまったのだ。

忙しすぎて時間がない、というのは、
社会人になって幾度も嫌になるほど経験してきたが、
暇がすぎて時間が余る、というのは未経験だ。


正確には大学四年の一時期、
ネット廃人同様の生活をしていたので、
あの途方もない時間がどういうものかはよく分かっている。

当時、末期には引きこもりのように声さえ上手く出なくなった。
それを知ってるだけに、
その頃のようなものではないにせよ、憂鬱になる。


会社からは処遇を未だに決めていない、との声明もあり、
事実上、いや違うことなく宙ぶらりん。
暫くは社内の業務手伝いなどをすることに暫定としてなったのだが、
いうなればそれは体のいい社内フリーター。

来年になるまでには方針が定まるらしいが、長い二ヶ月が始まる。


定まった後も大変といえば大変で、
社会人になってからずっと、ルーティンワーク営業という、
狭く特殊な立場にいた自分がそこから外れてしまうことに他ならない。

営業にせよ事務にせよ作業にせよ、
全く触れたことのない世界がそこには待っている。
変化を嫌う性格はしばらくそれに戸惑うだろう、
どう軌道に乗るか、それは航路が決まってからの話だが。


この持て余す時間、これから経験することもないだろう無為な時間、
有効な手立てなど最初から捨てたがる自分には、相当こたえる時間。
賽は投げられ、まだ止まらない、
どんな目が出るか、まだ分からない。


music:生きてるって言ってみろ/友川かずき
http://www.youtube.com/watch?v=wMIDu8ELZ9I

秋は暮れ、心も暮れ、されど暮れるだけ。

2009年10月23日 23:30

●車持ちにとって頭の痛いことの筆頭、車検。

自家用車がワゴンRなので、自動車税も車検も比較的安価で済むにせよ、
痛い出費であることに変わりはない。
今回はタイヤも丸ごと変えたので〆て11万円ジャスト、
値段としてはそこそこだろう。

この車検で代車として用意された初期型ワゴンRが大した代物。
青コーティングの内装、
ボロボロの内壁、
無理が見え見えのカーオーディオ、
イカしたつもりだろう痛いハンドル、
中途半端なチューニングetc…
所謂DQNが先代は使用していたと思われるもので、
到底大手を振って走れるものではない。

車一つをとってみても、人間って色んな生き方があるものだとは思うが、
それを自分と比較して肯定できるかは別だ。


●レンタルビデオ返したら翌日に延滞料金の電話が、
当日返却したというのに時間にして4時間オーバーなんてなんとケチくさい。
どうせ読み飛ばしたマニュアルにそんなことは書いてあっただろうから、
抗議や注文などつける気は起きなかった。

世の中というのは読みにくいところにあるマニュアルこそが、
本当に知らせなければならないことだったりもする。
今度、会社の金銭形態が大幅に変わるのだが、
まぁ読みにくい大きさの文字のほうが大切なことが書いてある書いてある。

チラシなんか見ていると出てくる「※写真はイメージです」「※写真は使用例です」
これと同様に表記してあることに拠る一種の逃げが横行する世の中、
それをおかしいと大見得切って生きるような人間ではないが。


●私と某友人との会話より(一部改変)。

「最近さ、映画を借りてるってブログにも書いてるじゃない」
 「うん、薦めたアレは見た?」
「いや、今度借りる。でだ、借りようかなと思った映画の主役がかなりの確率でこの子なんだが」
 「…あーはいはい、かわいいよねー」
「だよねー、アイドルとか芸能界とか興味ない俺でもぐっときたわ」
 「今時じゃなくて、ちょっと旧い感じの子なんだよね」
「そこがいいんだよな」
 「うんうん」
「…でもさ」
 「どうした?」
「こんな子でさえ、もしかしたら枕営業やってるかもしれないと思うと何か泣きたくなるよね」
 「いやいやいやいやそれはいないでしょ、さすがに… 思いたい」
「芸能界なんかにいたらシャブピーみたいになっちゃうかもしれないんだよなー」
 「おいまて! シャブピーって!」

さて、この会話の中の『この子』とは誰でしょう?
この子は汚れないでくれ、と久々に思いました。

music:Secret Night 〜 It's My Treat 〜/WANDS

イネカリトコスモス

2009年10月21日 23:20

こんな稲刈り日和の穏やかな日は、はいごめんなさい。
秋に映えるもの、秋桜と稲刈り特集。

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●SANDHILL

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●A TORII

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●TWO TORIIES

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●COSMOS

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●SEPIA RICE

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●ONE AUTUMN SCENE

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●OUT OF BROKEN WINDOW

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●MONOCHROME COSMOS

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●END OF RICE FIELD

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●HALF-SILHOUETTE COSMOS

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●LIKE A OLD PICTURE

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●WHITE BIRD

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●HANGED OUT RICE



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