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手折られた花

2014年10月16日 00:00

手折られた花

天の川から零れた滴 その影には君の姿
きつね雨の夜を走り抜けて                        ※きつね雨=狐の嫁入り
逢えるはずなく あおる淋しさ

酔いつぶれて君を見ても 二日酔いは眠りにまで
おぼつかない足は笑ってても
たどりつけない訳はそれだけ?

僕が思うよりも 君は女だったんだね
泣き崩れた姿は手折られた花
どうしてこの愛を 伝えられなかったんだろ
二人、あの日の雲は二度と流れない


浴衣をまとい歩く背中 うつつに観た蒼い蛍
変わる季節 思い出すあの言葉
「夏の夜空を ずっと見ていたい」

長い髪をとかす指 たどる想いより細くて
哀しみさえ輝きになればいい
涙に咲いて きらきらとただ

欲しがったことは 失いつくした後で
壊れそうな笑顔は純粋な仮面
心は凛としてる 膝を落とさないように
語った僕のこれから いつか捧げたい


線香花火 燃えて 落ちた
ひととききらめくのは 悟らせるため 

…何を?


僕が思うよりも 君は女だったんだね
泣き崩れた姿は手折られた花
どうしてこの愛を 伝えられなかったんだろ
二人、あの日の雲は二度と流れない
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孤独の羽ではばたいて

2014年10月15日 20:00

孤独の羽ではばたいて

ウインドウを眺め続ける子供みたいね
いつものお前は一体いずこへ

何も変わらぬ季節が消えて
何も変えないだろう季節がまた来る
つなげる重さに気づかなかったこと
言い訳などは出来ないけれど

 孤独の羽ではばたいて
 俺とは到底相容れない
 お前だけが打ちのめされていた愛を連れて


天秤がありえぬ傾きになっていっても
俺にはどうすることも出来ない

許してくれない世間の鎖
一等星が全てと思える世界で
お前の深さは測れもしないが
間違いなどはないと祈るよ

 産まれたままを貫いて
 わずかな人が持っている
 お前と同じ 解き明かせはしない秘密の愛で


  川の終わりは海の始まり
  そんな未来がある お前にはそう願う


 眠れぬ夜を乗り越えて
 絆のわけをかみしめて
 お前は言った 「このままでいいんだ」と
                     …俺はただ うなずくしかないから

 孤独の羽ではばたいて
 俺とは到底相容れない
 お前だけのどうすることもできぬ愛を抱いて


 孤独の羽ではばたいて―
 孤独の羽ではばたいて―
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名もなき旅路(with P.S)

2014年10月15日 16:00

名もなき旅路(with P.S)

傷を知らない奴を 僕は一人も知らない
何かを覚えて 何かを忘れて
越えていく日々はいつの間に 土に戻っていく

どうにか踏み固めた この長い道のりで
誰かを愛して 誰かを憎んで
いつも何かに気がついては 結局見失っちまう

ありきたりの言葉を重ねて 
ここまで歩いてきたんだけど
これからもそうだろう きっとそれでも何かを紡ぎ出す


人が人である以上 変わりながら生きていく
冬は春になる 夏は秋になる 
月は欠け夕陽は朝陽に そして今は何になる

たやすく起きないから奇蹟 
待ってれば終わってることもよくある
人と人の交差点 戸惑いながら誰もが進んでいく


   引き換えとして失った時が 
   たとえ 戻らないとしても
   出せなかった手紙の 追伸に書き残され
   心に刻みこまれた あの日の思い 


地平線がそこにあったなら
どこまでいってもたどり着けない
目的地は違うだろう ここから歩けばどうにかついてしまう

ありきたりの言葉を重ねて 
ここまで歩いてきたんだけど
これからもそうだろう きっとそれでも何かを紡ぎ出す

溜め息の中 やるしかない
[名もなき旅路(with P.S)]の続きを読む

サレンダーズダスト

2014年10月15日 12:00

サレンダーズダスト

しめつけられた胸が今より熱くなれば
夢の扉を叩ける気がしていた

彼女から伝えてくれた時は終わり
無理な慣れあいで声をかけては 
儚げな風が抜ける

 彼女に届くわけもない 言葉があふれてくる
 今から始めれば 遅すぎはしないの
 最初から終わりへと 進んでいたの


狂った歯車だけが答えを示していた
運命なんて一言で変わってしまう

気づいたから見えなくなった彼女の心
すれ違うことは何でこんなに 
苦しさを増やしていく

 自分のせいにできなくて とりつくしまを探す
 壊れた絆ほど とり返したくなる
 あの日のつまづきに 縛られ続けてる


  踏み込むことが怖かった
  押しさえしないまま 引かれていったんだ

 
 いつしか君を求めてた 深みにはまっていった
 何処まで歩いても 許されはしないよ
 近くにいるくせに 何もしてやれない

 片づけられなくて 彼女の笑い声
 これでいいんだって 思えたら楽なのに


     どうにか乗り越えるよ これまでもそうだったから
     これくらいなら傷つきやしない 今までもこうだったから
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あい

2014年10月15日 08:00

あい

熟れきらない実をむさぼる夜は
這い回るネズミも放っといた
まどろみを削り引き換えにすれば
並ぶ鍵回して僕を産む

欲望だらけの蜘蛛の巣
捕まった人を笑うは 食べられかけた僕

 底の見えない場所に落ちていき
 おもちゃ箱はたまに凍りつき
 更に鋭い仮想にしがみつき
 時を忘れた場所に朝が来る


窓だらけなのに暗い部屋の中は
現実が消えてく桃源郷
落とした荷物は数え切れずに
快楽も苦痛も運次第

差しこみいじくる金物
解凍しては捌いて 自分がもうわからない

 底の見えない場所に落ちていき
 おもちゃ箱はたまに凍りつき
 更に鋭い仮想にしがみつき
 時を忘れた場所に朝が来る

 今日も 時を忘れた場所に朝が来る
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わたり鳥

2014年10月15日 04:00

わたり鳥


ぶらんこが揺れた 晴れた真夜中に
手のひらを愛してた人が駆ける

これからに目向け 鍵をかけた過去
思い出の捨て場所に佇んでるよう

灯された声は 一枚の気持ちも脱がさずに

二人で見上げた 青すぎた空を
渡り鳥が南に向かったのを覚えてるけど
僕の中で それはもう
傷口から覗く絵葉書になってしまった


さよならの後で こみあげたこと
告げられなかった言葉 喉が渇く

手紙の思い 僕だけ美しくなると知った

一人の部屋で 髪を振りみだす
渡り鳥が北に向かうのを窓から見てた
君といない ふと落ちる
望んだ未来など描いてなかった なのに


ランプのように 光を
僕に愛を そうしてほしかった
季節に一度はそう考えて


取り戻すことは 叶わないことで
渡り鳥が 僕よりたくさんの愛を知ってた
君ならば なおのこと
傷口から覗く絵葉書は 鮮明になっていく
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遠くから

2014年10月15日 00:00

遠くから

「あたたかい雪が降れば
それが帰ってくる合図だから」 君は笑う
ありえない話 分かってるけど
間欠泉のようなわずらい
君を見たくてうなされる ただそれだけ

一緒にいたい 声だけじゃ足りない
抱き合っているだけで救われる ちゃちな僕だけど
君じゃなきゃダメなんだ
贅沢な悩みは 今日も満たされない


目覚めれば隣にいて 
キスで 汗ばんだ体を震わせてほしい
長い「もうすぐ」は からからになる
口移しでうるおしてくれ
君がいなけりゃ意味がない ただそれだけ

語りつくせば 心をあわせよう
気まぐれでも貰った手紙には 淋しさの隠し味
僕じゃなきゃダメだろう
一つが叶うと その次が欲しくなる


一緒にいたい 声だけじゃ足りない
抱き合っている夢で救われる 僕よそのままで

最後にはもう 君しか残らない
守ってみせるよなんて誓いじゃ とても守れない
「二人じゃなきゃダメ」と言って
素敵にしたい 待たせた時間ほど
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May ~五月の忘れもの

2014年10月14日 20:00

May ~五月の忘れもの

冷たいグラスに頬をつけて
新しい緑を浴びてた
おだやかな絵の中 ほほえむあなた
僕じゃない 誰かのため

僕の中だけで 戻り始める
きっと恋じゃなかった でも 幸せだった
ふたりが特別だった そんな時間が


日差しが眩しくなっていくから
寒さなど忘れてしまうって……
そのひとはあなたさ 冬が僕で
離れてから 気づいたこと

僕は知らないね あれからのあなた
友達として握った 指の感触と
日記に残っている ほのかな匂い


 一目で分かったんだ
 思い描いてた君 そのままだったから

 今と同じ 五月の景色だね


褪せていくのかな その逆かな
その笑顔と名前は どこかにしてきた
僕だけの忘れもの

僕の中だけで 繰り返すんだ
きっと恋じゃなかった でも 幸せだった
ふたりが特別だった そんな時間が
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