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さよなら。 ~1996-2013

2014年10月22日 22:00

さよなら。 ~1996-2013

旅路の地平線にあった真実は
いつか色褪せた記憶
壊れた舟一つで真夜中泳ぐ
そんな蝶々になって

やがては愛憎産む 時の栞に月を仰ぐ

  あの夏に君と見た夢は
  海の欠片へと 飾られてゆく手折られた花
  僕はそう、場末の踊り子が
  いつか見た夢の 動けない風見鶏なんだ


水のないプールに沈むみたいに
総ての今が僕だなんて
終章の続きをただ眺めてた
紫陽花の向こう側から
  
夢ならおよめさんだった あの子への恋ってやつぁ…!

  夏草が揺れる廃駅で
  ぼんやりと想った あの願いなら届きましたか
  二人きりの葬列のような
  教室の月の輪 殉情なら夏の脱殻


    入水する魚の 光の環は
    螢みたく向日葵の散る 速さで希望に蒼く消える
    烏が羽ぶその日へ 互いの今は
    時計の成る木に枯れども実る


それでも花とゆめと 群像の影なら遠く遠く

  何もかもが夜伽話なら
  スーパーノヴァ照らす 鼬と狐の遊戯なんだ 
           鯨の見た夢みたく 廃線走る夢みたく

  さぁ
  さよならにさよならをしよう
  この玩具籠の 言の葉ならばいつかは消える
  何もかも潰えた先に
  新しい俺が 旧い俺へと「さよなら。」言える

  時がありますように
[さよなら。 ~1996-2013]の続きを読む
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色褪せたメモリー -Ver,302-

2014年10月18日 22:00

色褪せたメモリー -Ver,302-

秋の陽差し込むこのアパートを
明日の朝には旅立っていく

満面の笑顔で旅立てずじまい
荷物と記憶なら積み上げたまま

そういえば夢を見た幾つかは
その度に打ちひしがれて イヤホンに流した 
あの時も聞いていたフェイバリット
憧憬、喪失、思い出すよ

デジタルデータの折々の写真
久々に見てみたら気がついた
心はどこか 色が落ちているよ
色褪せたメモリー


もうすぐ来る冬 戻れない日々の
凡てを振り切って生きると決めた

九年半暮らしてた302号
笑った泣いた恋をした 過ぎ去った日々なら
少しだけ美しくしてみたい
夢の中だけで生きられない

古い携帯にふと触れてみると
失望も希望もよみがえる
ぼんやりとでも それは確かにあった
色褪せたメモリー


来た日には想像もしていない
日々を連ね、夜は明け これからへと続け
もっとずっといたかった想い捨て
カーテンをそっと取り外して

思い出に変わるこの部屋から
見晴らしたお別れの景色は同じ
無くしたものは 時間だけ、そうだろう
色褪せたメモリー

自分の形見をこの街に置いて
馳せられぬ未来へと旅立とう
隣で笑う 人とともに鍵閉めて
色褪せたメモリー


失ったメモリー
忘れないメモリー
ありがとう、さようなら
色褪せたメモリーズ
[色褪せたメモリー -Ver,302-]の続きを読む

紙蛹(僕は笑っている)

2014年01月12日 22:30

紙蛹 (僕は笑っている)

考え事もないのに 微熱を患った
錠剤一つ飲んでも 心は空っぽだ

折り紙で作った蛹みたい
単色で彩られた 薄っぺらく脆い心

 自己嫌悪ばかりまた 堆く積もる塵の箱
 腐っては朽ち果てる
 夢がまとわりつく

 断片的な情報 拾い集めては問い糾す
 記憶、未来、背中の
 僕は笑っている


初めての恋、死ぬまで 寄り添うそんな夢
潜った毛布の中には 二度とは見つからない

折り紙で作った蛹のまま
感触は乾ききって 果てしなく褪せゆく色

 幸せと不幸せ 泣き顔と笑顔、愛と憎
 本当と嘘さえも
 消え失せた世界

 どうすればそのような 未来へと辿り着けるのか
 悼まれる、それよりも
 綺麗な方法で


   僕の浅い闇で 啜り泣く誰か
   (そうじゃない、それじゃ…、そう言う、それだけだ)

   呆けたままそこに 立ち尽くす僕
   (その答えはもういい、その体でなあなあだ)


 潰されるその日まで くるまって眠る紙蛹
 遠い目に映らない
 僕は笑っている

 逸らす目のその先で 死んだ目のその奥底で
 僕ならば笑っている
 僕は笑っている

 僕ならば笑っている
 僕は笑っている


[紙蛹(僕は笑っている)]の続きを読む

GANGUKAGO 10th (3) My Selections of Lyrics

2013年11月05日 22:30

玩具籠-toycage-は2013年11月11日をもって10周年。
そこで10年の複雑をあれこれ書いてみようかという短期集中企画。


第三弾、リアル中二から書いてきた詞作のセレクト、終わらせる気のない中二病。
lyricsコーナーにupしてるのは玉石混淆なれどどれも自分の作品、
ここにあげているのは一例というくくり。

大体一つの詞で5分前後の想定、300作品以上あるので3枚組扱い。

※2014年10月に一部入替



-01.over side-

鯨の見た夢 (2012)
グッバイスーパーノヴァ (2011)
遠く遠く、群像の影 (2011)
いつか、時計の成る木 (2010)
互いの今に (2009)
烏が羽ぶ日 (2009)
ブルーアウト (2009)
向日葵の散る速さで (2008)
(2008)
夏のヌケガラ (2007)
教室の月 (2007)
殉情 (2007)
届きましたか (2006)
夏草の廃駅 (2006)


-02.under side-

After the Epilogue (2006)
これだから恋ってやつぁ (2005)
あの子の夢はおよめさん (2005)
水のないプール (2004)
動けない風見鶏 (2004)
場末の踊り子 (2002)
手折られた花 (2001)
海の欠片 (2001)
あの夏、君と見ていた夢 (2000)
月を仰ぐ (1999)
真夜中の泳人 (1998)
broken ship (1998)
True (1997)
The horizon (1997)


-03.one more plus-

イタチとキツネ/チイタとうみ&eRoiMo (2012)
花とゆめ/show&eRoiMo (2010)
希望/あや&eRoiMo (2008)
/林檎&eRoiMo (2008)
/urachie&eRoiMo (2008)
リング/暗闇族&eRoiMo (2007)
0830 ~紫陽花の向こう側/urachie&eRoiMo (2005)
JR大隅線 (2013)
超力戦隊スイハンジャー (2007)
ALL THE NOW IS MY RESULT (2005)
色褪せたmemory (1997)
Long Journey (1996)

色褪せたメモリー -Ver,302- (2014)
さよなら。 1996-2013 (2014)

最終話

2013年09月03日 22:30

最終話

このまま続くと思っていたものが
唐突に思いがけず 途切れて消える
ここからよくある最終話みたく
幸せをダイジェストで 見れるものだと

信じてたことさえ終わった
その先がまだあって
まだ僕の作者やファンなら
この話望んでる

 漫画の最終話なら また引き伸ばされた
 ドラマの最終話なら 無理やり続編だ
 だとすればハッピーエンドで
 あいつらを落胆させよう


主役になれると思った出来事で
無様にも脇役にも なれなかったり
誰かに差し出すその手が引きずられ
転んではあちらこちら 傷ついたりする

降りかかる不幸で誰かが 
安穏を手に入れる
まだ僕の作者やファンなら
最終話拒んでる

 そういや第一話って ろくなもんじゃなかった
 大抵第一話って 最後と別物だ
 だからこそハッピーエンドで
 あいつらを困惑させよう


まだ僕の作者やファンなら (いいさ、続けようか)
この話望んでる (そうだ、ここからだ)

 漫画の最終話へと さあ辻褄合わそう
 ドラマの最終話へと さあご都合主義で
 ストーリーないまぜにして
 この話照準合わそう

 最終話、ハッピーエンドで
 あいつらを置き去りにしよう
[最終話]の続きを読む

サービスエリア

2013年06月21日 22:30

サービスエリア

夜待ちの賑わう サービスエリアでは
沢山の方言が行き交い 
旅立ちと出戻りがすれ違う

陽の落ちた浮つく サービスエリアでは
期待とも疲労ともつかない 
靴音と着信が連なって

 泡沫な言葉を飲み干しながら 
 よくできた話を投げ捨てながら
 飲み残しの空き缶の向こう 自動販売機は煌々と灯る


真夜中の寂れた サービスエリアでは
トラックと夜行バス並んで 
昨日さえ明日へと運んでく

朝を待つ帳の サービスエリアでは
安堵とも焦りともつかない 
溜息と吸殻が転がって

 宛のある行方が注がれながら
 誰か待つ足取り見送りながら
 物思いの店員を見据え ガソリンスタンドは物憂げに灯る


明け待ちの目覚めた サービスエリアでは
ブレーキとアクセルが行き交い 
旅立ちと出戻りがいつも通り

 泡沫な言葉を飲み干しながら 
 寝過ごした店員は繕いながら

 よくできた話を投げ捨てながら
 休日の背広は苦笑いながら

 宛のある行方が注がれながら
 走りだす少女は時めきながら

 誰か待つ足取り見送りながら
 もう立てない老婆は眼を閉じながら
 今日を往くサービスエリアの 東の空には昇る陽が灯る
[サービスエリア]の続きを読む

そんなこともあったね

2013年06月13日 22:30

そんなこともあったね

そんなこともあったね、と二人で笑いましょう
やつれた貴方の心へ
くすんだ私の瞳へ

 どうしてた? なんて聞くつもりはないわ
 それぞれの長い時間は それぞれに伸し掛るもの

 今はどう? なんて言うつもりもないわ
 その指にはめた指環が 誇りでも荷物でもいい 

  十年以上前 制服でいた日の、ほつれた心
  通り過ぎて見えるもの―


もしも続いていたら、を今日だけ語りましょう
忘れた記憶の彼方へ
毀れた未来の誓いへ

 いい思い出? なんて問う気になれないわ
 できあいの再会なんて 一夜へと溶けるこわれもの

  十年以上後 大人なら羽織って、だけど子供の
  微笑みあうお互いは―


   優しくなって 冷たくなった
   前へと進んで 後ろに下がった
   色々知って 色々忘れた
   忘れながらも 忘れなかった 二人が一つだった日々


  十年以上経った? 面影と呼べない、侭の横顔
  今、初めて逢ったように―

  …いえそうよね、やめましょう

そんなこともあったね、と二人で笑いましょう
そんなこともあったね、と二人で刻みましょう

もしも続いていたら、を今日だけ語りましょう
もしも続いていたら、を今日だけ夢見ましょう
他人になっていた二人へ
あの頃一つだった二人へ
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Don't trust around thirty

2013年06月06日 22:30

Don't trust around thirty

初夏の日差しは暑いくらいで
記憶は陽炎のように遠く、痛く揺れる

気まぐれに寄った旧いグラウンド
短距離走者と野球ボール、風を揺らす

 ありがちな思春期にいる 憎んでばかりの自分自身に
 金網の向こう、じっと見られている
 勿論そんなはずはないから
 何となくそれとなく笑う

無理やり走って喪失目指し
変われど変われなかった日々は、尚も揺れて


本当に自分が見てるのに気づく
望んでるのなら言ってしまおう、金網揺らし

 「―つまんないありきたりな、大人になったさ、そんなもんさ。
 流されるままにもうこの歳だ。
 残念ながらお前が願った、
 早死には気配すらないさ」


    いつかの自分が揺らした風―
    あの日のお前が見ている夢―


 「―そんな眼も懐かしいな。絶望も希望も同じことさ。
 やがてはこうして、お前が語る」

 「―相変わらず死にたがりだ。それでもこうして生きているさ、
 フリカエレバワルイモンジャナイ。
 …それじゃあ最後に一つ言おうか?
 『全部嘘、お前は俺じゃない』」

初夏の日差しは暑いくらいで
記憶は陽炎のように遠く、痛く揺れた
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