FC2ブログ

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国道79号線

2018年05月11日 00:00

国道79号線


青春がまた一つ消えた
新しい幸せの身代わりに

 記憶を火に焼べて未来を灯すのか その逆か
 今日はいつだって 昨日のハイライト

  ラララ 脳裏で描き損ねた道へ
  朽ち果てた自分の世界を
  ラララ 遥かへぶっ飛ばしていこう
  間違っていればそれでいい


白秋がまた一つ増えた
手に取った歓びと引き換えに

 自分がいなくても世界は存える つつがなく
 明日の仕様なら 今日のブートレグ

  ラララ 選ばず通り過ぎた道へ
  掠めてた平行世界を
  ラララ 見事にぶっ飛ばしてみよう
  今更としても構わない


   現実との境目が 曖昧な夢
   目覚めて尚引き摺られ 飛ばされそうな

   どうせ誰にも知られない 理想郷だ
   いつかそこに辿り着く その日のために

   死んだ目のままで 今日を生きようか 生きような


  ラララ 誰にも侵されない道へ
  隠してた精神世界を
  ラララ 一気にぶっ飛ばしてやろう
  一度きりならばそれもいい

  ラララ 国道79号線へ
  空想と虚像の世界を
  ラララ 自由にぶっ飛ばしてしまおう
  変わらないものは何もない

  終わらないものは何もない
  
[国道79号線]の続きを読む
スポンサーサイト

梅花

2018年04月29日 00:00

梅花


梅の花が香り始め 溶けた雪、やがて海へ注ぐ
心はそんなふうには 旅立てすらせずに

あなただけがいない 寄り添い歩いた日々
春を待った実なら熟れず 叶わぬまま今を生きる

 傷よりも 絆よりも 強い気づき
 わたしには あなたしか
 見えなかった 要らなかった
 梅が咲いてる


浅い東風が雨を連れて 白い花、紅い花を濡らす
別れを告げたあなたへ こぼす涙みたく

わたしだけが独り 鶯なら鳴かない
春を忘れ匂い消えた 主なくす木々のように

 何時かしら 偽りすら 胸に居着き
 あなただけ 冷めてゆく
 知らぬふりを 続けていた
 梅がこぼれる


 埋められぬ うめきみたく 飛んだ梅に
 わたしなら 重ねてる
 あなたがいた 総てだった

 傷よりも 絆よりも 強い気づき
 わたしには あなただけ
 いればよかった 誇っていた
 梅が咲いてた
[梅花]の続きを読む

朱殷の糸 ~バーガンディスレッド

2018年04月25日 00:00

朱殷の糸 ~バーガンディスレッド


ひそめる夜へ 抱き合うだけ 愛の言葉は二人睦み
貴女の声 心震え ずっと互いのぬくもりだけ
感じて生きたい

 疼く罪の重さが 甘く感じる時間になって
 外れた道の 窪みにいるようだ

 見ているのは光か 闇かどうかはどうにでもなって
 目の前にいる 姿で満たされる

  壊されながら壊れながら 時間よ止まれ


ひそめる夜へ 抱き合うだけ 愛の言葉は痛みになり
秘密が増え 汚れる胸 今は互いの大事なもの 
忘れておきたい

 騙し合っているよう それは暗黙の了解として
 正しさならば 横目で退けた

 終わる色の儚さ 寒い心と火照る体で
 溺れた夜が 朝には牙をむく

  選ぶその前選びたかった 幸せがあって


 軋むままで歪んで 邪なままここへと着いて
 傷のつかない これからを知りたい

  赤と呼ぶには暗く染まった 糸に縛られ

言わぬ日付 約束だけ 別れの際できつく繋ぎ
縁は爛れ そして終われ 塞ぎ思えばひどく疚しい

ひそめる夜へ 抱き合うだけ 愛の言葉は唯哀しい
叶わぬ夢 ただ追いかけ 辿り着けない重い願い
貴女と生きたい
[朱殷の糸 ~バーガンディスレッド]の続きを読む

花火と海床路

2018年04月13日 00:00

花火と海床路


夕焼け空が朽ちる 祭りの街で 視線が泳いだ
それぞれがそれぞれの 幸せ連れながら 
はしゃぎあってる

ただ呆然と僕は 役目を終えた 海床路みたく
流れ行く人波で 侘しさ抱きながら 
飲み込まれてく

 花火があがると 誰かが言ってる
 浴衣が彩る 出店の行列
 記憶の片隅 遥かで揺れてる
 よく似た景色の あの日の残像  


薄い繊月潜る 祭りの街で 時間が止まった
嵌め殺し窓の外 打ち上げ花火なら
皆の影記す

ふとかすめてく情景 遠くない場所の 遠すぎる時で
はしゃいでは駆け抜けた 夜更けの海床路は
海へと帰る

 花火がきれいと かすかに聞こえる
 終わりを知らない 歩行者天国
 記憶の片隅 密かに息づく
 千切れた未来の あの子の幻像  


   沈んで洗われ息を継いで またも沈む日々
   こんな日くらい

   夢へと任せて思いにふけて 瞼の裏なら
   あの夏でいい


 花火へ描いた 行方に届かず
 海床路の果て 今日へと繋がる
 記憶の片隅 現れ消えてく
 よく似た景色の あの日の残像

 記憶の片隅 わずかに描きだす
 千切れた未来の あの子の幻像  
[花火と海床路]の続きを読む

一年後のエゴ

2018年04月05日 00:00

一年後のエゴ

がらんとした 古びた家の窓辺
影絵になって さめざめと泣いている
年老いた 少女一人になって
失ったもの あまりにも大きくて

 寂しく悔み それに耐えて
 唇噛んで 涙落とす

  瞼の裏でそんな幻 ずっと焼きついている
  あなたはとても強く脆くて 僕は何もできない


数えきれぬ 思い出ならばきっと
輝きになり 少しなら傷んでは
あの時に 総てが押し寄せては
どうしようもなく 首を振り崩れてた

 泣き笑いへと 終わらせたのは
 預かりしれぬ 記憶の影

  心の奥で息づく人は きっと鮮明なまま
  あなたの涙拭いた横顔 僕は忘れられない


   生きてゆくために 隠した醜い火
   あなたはそれでも 美しく生きている


  ―いつか
  少女に戻り失ったもの そこで待っている日に
  あなたが笑い駆け出してほしい 僕が皆と泣く日に 


がらんとした 古びた家の窓辺
影絵になって さめざめと泣いている
年老いた 少女一人になって
失ったもの あまりにも大きくて―
[一年後のエゴ]の続きを読む

命一つ、街を歩く

2018年04月01日 00:00

命一つ、街を歩く


二人描いた未来は あの街にはもういない
二度と会わないから 二度と別れることもない

 古い傷跡を 幾つかの少年が横切っていく
 どいつもよく似た顔だな

命と引換えてもいい そんな恋だったはずだ
不意に時が戻り 不意にやり直せやしない

 どこか遠くで 一つきり願うことすら無くした
 老爺が青空を見てた

   限りもなく灯る光は やがて 同じ数の影になった
   命重ね歩いてたあの日
   街は二人いなくても続く


    斑痕の記憶 二人は一人ずつになろうとも
    その向こうで自分を生きている

    連綿と続く 人生は循環する水みたく
    自分自身でずっとつながれている


 遥か終わった 恋すらも奥底に蓄えては
 命一つ、街を歩く

   境もなく続く時間は やがて 同じ距離の過去になった
   命よりも大切なものに
   街の中で幾つ遭うだろう

   限りもなく灯る光は やがて 同じ数の影になった
   命だけが確かなまんまで
   街は今日も物を思いすぎる
[命一つ、街を歩く]の続きを読む

矢火夜

2018年03月28日 00:00

矢火夜

暗がり寄り添うように 提灯の群れが連なる
心の隙間を縫って 夕暮れに飛んだ影を
捕まえるように

鋭く劈く音を 立てながら散った火花も
儚く弾けてやがて 膨らんで落ちる火花も
見送りのしるし

 産まれた頃から 家の窓を泳ぐ海を眺めてた

  夏盛りの夜に あの遠い船は
  どんな人を想い たゆたうのだろう


目映く揺れる燈籠 紅色の絹布は踊る
陽炎うなだれながら 舌出して眠る優しい
犬を思い出す

 体を預けた フローリングは少し冷えて心地いい

  夏盛りの夜に たなびく煙は
  どんな人の姿 描いたのだろう


   魂が列を成すような 夜はずっと華やかで
   いつかはあんな船に乗る 今は少し目を閉じよう


 産まれた頃から 家の窓を泳ぐ海を眺めてた

  夏盛りの夜に あの遠い船は
  どんな人を想い たゆたうのだろう

  夏盛りの夜に 賑やかな町は
  どんな人の偲び 紡いだのだろう


暗がり寄り添うように 提灯の群れが連なる
心の隙間を縫って 夕暮れに飛んだ影を
捕まえるように
[矢火夜]の続きを読む

どこかへ帰りたい

2018年03月24日 00:00

どこかへ帰りたい


描こうとしてた紙芝居は
誰にも見せることなく 尽きてしまった
歩き出せば見えたかもしれない
景色を胸に鎮めて ずっと佇んでいた

 忘れたことは なかったことなのかもしれない

  早くどこかへ帰りたいんだ
  今じゃない今を求めてる
  早くどこかへ帰りたいんだ
  ここじゃないここを求めてる


選ぼうとしてた白地図なら
次第に紙が焼けては 捨ててしまった
いくら追っても掴めないものは
諦め失くしかけたら また現れるんだ

 忘れたいことは なかったことにしてしまいたい

  早くどこかへ帰りたいんだ
  今じゃない今を求めてる
  早くどこかへ帰りたいんだ
  ここじゃないここを求めてる


   あの日の終着点なんてもうないのに
   自分の後始末がいつまでも終わらない


  早くどこかへ帰りたいんだ
  夢となった夢を求めてる
  早くどこかへ帰りたいんだ
  嘘となった嘘を求めてる

  早くどこかへ帰りたいんだ
  今じゃない今を求めてる
  早くどこかへ帰りたいんだ
  ここじゃないここを求めてる 求めてる
[どこかへ帰りたい]の続きを読む


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。