スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水無月の姉に

2014年06月08日 22:30

水無月の姉に

少し早めにおばあが作った 
揃いの浴衣で 鬼灯を鳴らした

線香花火で模様の金魚は
はしゃいだみたいに 小袖を泳いだ

 沢山の笑顔に囲まれては 
 少し背の高いお姉を ずっと見つづけてた               お姉【おねえ】
 それで満たされてた 

  その気持ちの真実に 辿り着くには
  まだあの僕は 幼すぎた


相合傘は水玉模様で
カバンとランドセル 仲良く並んだ

 梅雨入りのいつかに雨に打たれ
 さめざめと泣くお姉の お兄になりたかった               お兄【おにい】
 肩を抱きたかった

 その気持ちの真実に 辿り着くには
 まだあの僕は 幼すぎた
 

 明日の大安に肩を落とす
 その僕に思い当たり 熱が上がっていった
 顔が凍っていった

   その気持ちの真実に 辿り着いた今日
   居続けたかった 幼いまま

   明日、拍手の裏側で ほぞを噛みしめ
   白く奇麗な お姉を送ろう
   白いドレスの お姉を祝おう






---------------------------------------------------------
製作期:2004-2005



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://eroimo.blog104.fc2.com/tb.php/1204-f337293d
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。