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水のないプール

2014年07月11日 22:30

水のないプール

廃校の鎖をくぐった 暑い昼下がり
何処からか響く風鈴が 逃げ水さえも揺らした

いつか遊んでいた 二度と満たされないプールで 
あの日の未来を叫ぼうとしても
今日も濁りのない青へ いろんな熱が溶け出してしまう

真夏の空には 薄い薄い膜が拡がっていて
ここから助走をつけて思い切り飛んだなら
それが破れて あの日のままの君が微笑んでいるような 
そんな気がするんだ……


干上がって枯れた夏草は 時を越えたように
だけれども僕の身長は フェンスを越えてしまった

真ん中に転がった 塗装のはげおちたプールへ 
夕立の過去をうずめようとしても
群青の優しい思い出を 閉じたまぶたが強くしてしまう

淡いワンピースは 白い白い肌を包んでいて
あの時勇気を出して追いついていたのなら
違った未来に 甘い匂いの君が隣にいるようで 
僕はただ悔やむんだ……


真夏の空には 薄い薄い膜が拡がっていて
ここから助走をつけて思い切り飛んだなら
それが破れて あの日のままの君が微笑んでいるような 
そんな気がして
僕はただ悔やむんだ…









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製作期:2004-2005



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