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桜が泣く

2014年09月03日 22:30

桜が泣く

いたずらな風に こぼれた黒髪
鼻先を撫ぜた香りさえ 悲しいほど似て

空を仰いでも 君は見えない
手折られた花は僕の中 枯れることなく

すれ違った女性の隣に浮かべた 僕の背中                   女性【ひと】

手をつないで 歩きたかった堤防
特別すぎた日々からありきたりの幸せ ほしかった
初夏が足許に落ちて 桜は舞う
はらはら はらはら ただ はらはら


川の水泡には うずくまる姿                           水泡【みあわ】
僕だけが年を重ねては 遠ざかっていく

手向けた束に 重ねるは君
純粋な笑顔想い出せば 更に鮮やかに                     笑顔【かめん】

花びらのような指きりの嘘さえ 永久の約束

夏が好きでも 気に入ると信じてたのに
僕と出逢って最初の春を待たず消えた 夢の世に
風が一吹きする度 桜は乱れ
はらはら はらはら ただ はらはら


君が少しでも報われるのなら 僕は老いる

手をつないで 歩きたかった堤防 
特別すぎた日々からありきたりの幸せ ほしかった

あの樹の下 眠っている気さえもして
僕は手合わせこれからもこれからを捧ぐ 君の分まで
次へ進むために今は 桜よ泣け
はらはら はらはら ただ はらはら





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製作期:2002-2003



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